更新日 : 平成27年05月07日(木曜日)
公立小中学校施設の耐震化状況について
学校施設は、子どもたちの学習・生活の場であるとともに、その多くが災害時には地域住民の避難場所になるなど、大切な役割を果たしています。木曽町では学校施設の安全性を確保するため、旧建築基準(昭和56年6月以前)により建築された建物について、耐力度調査や耐震診断及び耐震補強工事を実施しています。
平成26年4月1日現在
小中学校の耐震化率・・・96.7%(平成27年度末までに耐震化率100%を目指します。)
学校単位の耐震化の状況については、「木曽町小中学校等耐震化状況(PDF形式)」をご覧ください。※学校別耐震化状況には、耐震診断及び耐震補強工事の必要のない建物(昭和57年以降に建築した建物)も含まれています。
昭和56年以前の耐震基準で設計された建物のうち、耐震診断の結果、Is値が0.7未満の建物が対象です。なお、耐震改修促進法の基準では、Is値0.6以上で耐震性を満たすとされていますが、学校施設については、児童生徒の安全性を考慮し、Is値0.7以上を確保する必要があります。
Is値
Is値とは構造耐震指標のことをいい、地震力に対する建物の強度、靱性(じんせい:変形能力、粘り強さ)を考慮し、建築物の階ごとに算出します。「建築物の耐震改修の促進に関する法律(耐震改修促進法)の告示(平成18年国土交通省告示 第184号と185号)により震度6~7程度の規模の地震に対するIs値の評価については以下の様に定められています。
Is値 | Is値の意味 |
0.3未満 | 倒壊、又は崩壊する危険性が高い |
0.3以上0.6未満 | 倒壊、又は崩壊する危険性がある |
0.6以上 | 倒壊、又は崩壊する危険性が低い |
※文部科学省では、補強後のIs値は、おおむね0.7を超えることとしています。
学校体育館などの屋内運動場における吊天井、照明器具、バスケットゴールなど高所に設置されている非構造部材の落下防止対策を行い、防災機能の強化を図ります。
全域
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