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木曽学とは木曽学って何?■木曽学のねらい(定義と目的)先人達が培った歴史と文化、人々の生きざまと自然を考察するなかで、木曽のような山間地方における人と人とのあり方、人と自然とのあり方を学び探求することを通じて、社会と地域づくりに貢献したい。私たちが暮らしている地球と日本の大地、私たちの家族と友人、それに繋がる人々が暮らす木曽地方は、長い人類の歴史、汗と苦闘と命をかけた闘いを通じて築かれた歴史の所産であり、知恵と技と先人が編んだ文化が、地域社会に彩を添えている。先人から受けついたものを、未来に引き継ぐのは、現代に生きる我々の任務である。そのために私たちは探求し、保存し、磨き、未来に生きる子供たちに届けたい。そのための研究を木曽学と定義します。 何をするのか?(木曽学研究所の概要)山村がどうあるべきか探求するために、まずは次のことからはじめます。 ■木曽学部門 テーマは「研究と交流」☆木曽学講座(全国発信・山村文化講座) ☆地元学・ミニ講座 ☆交流 ■職人育成部門 テーマは「保存と振興」20世紀後半の生活スタイルの激変に伴い、それぞれの地域に脈々と受け継がれてきた文化や伝統が急激に失われています。生活文化の向上それ自体を否定するものではありませんが、例えば伝統的な家並みを築いてきた大工職人の技、漆器に代表される木を加工する職人技、あるいはもっと身近な生活に根ざした知識、技術など今残さなければ廃れてしまう技術がたくさんあるはずです。また、仮に今は不要でも必ず残すべきものがあると思われます。 特に木曽福島は漆器に始まり、楽器産業が隆盛な時代もあり、いろんな分野で幾人もの逸材を生み出してきました。これは豊富な木材を多様な用途に加工する技術がしっかりと定着していたからだと思われます。そうした地方の生活や文化を守るために必要な技術、知恵、知識を職人の育成という形で残せれば理想です。 終着点として文化から新たな産業を生み出し、あるいは産業を復興し、地域の自立に寄与することを目指しますが、それには木曽内外の学術機関や民間学校と連携し、例えば奨学金制度の創設や住環境、生活環境の支援など木曽で学びたい者へ支援策を講じて職人を育てる環境づくりが必要と考えます。まずはどのような支援策が必要か、陳昌鉉先生をはじめ関係者の意見を聞くことから始めます。 ☆この企画は、すぐに効果を生むものでも望めるものでもありません。また、職人の育成を支援してもそれが新たな産業として根づくことは限りなく難しい話でしょう。しかしながら重厚産業に陰りが見え始め、東京のような大都市でも下町の産業コミュニティが見直され始めている今、山村に息づく価値を見出すことは決して無駄ではなく、むしろ夢を育むものと考えます。またこの企画を通じて、自分たちのふるさとに自信と確信をもち、そのことを全国に発信できたら、それだけでも大きな成果ではないでしょうか。 これから・・・何をすべきか考えるために、「木曽学シンポジウム」の開催からスタートします。 組織について木曽学研究所は、町内外から広く賛同者を集めるため会員制度とします。その会員の会費や講演会への参加料で賄える活動を基本とします。 |
