ものづくり木曽
木曽の木工家マップ
八沢漆器・木曽春慶
木地屋 村地忠太郎
春慶の復興(漆)
打ち水八角桶
木曽の大工

木地屋 村地忠太郎

卓越の職人技

かつて木曽春慶で隆盛を極めた八沢漆器。御年91歳(2008年現在)でその伝統技を受け継ぐ唯一の職人、村地忠太郎さんをご紹介します。

※写真の無断転載をお断りします。


大正6年3月生まれの村地忠太郎さんは、昭和6年に学校を卒業後すぐに父親のもとに弟子入りし、曲物と指物づくりをはじめます。曲物の材料となる木曽ヒノキやサワラは樹齢200年を超える年輪の細かいものでなければなりません。また漆器の世界のおいて木地屋と塗師屋は一体といわれています。特に木地の良さをそのまま生かす春慶塗は、ごまかしのできない木地屋の腕が試されるものでした。そうした技が認められ、皇室行事における大切な道具も手がけた経験ももお持ちです。昭和59年木曽福島町技能者表彰、平成8年長野県卓越技能者章、平成20年には(社)国土緑化推進機構選定「森の名手・名人百選」に選ばれました。

森の名手・名人百選

森の名手・名人とは、(社)国土緑化推進機構が森に関わる生業において、すぐれた技を極め他の模範となっている達人を認定するものです。この取り組みは、今年で5年目で、毎年全国から100名の森の達人が選ばれています。村地さんは4つある部門のうち、加工部門に選ばれ、10月7日に長野県木曽地方事務所長から認定証が授与されました。これからもお元気ですばらしい作品を作って頂きたいと思います。おめでとうございました。(広報きそまち2008年11月号より)