ダマーズ 木管五重奏のための17の変奏曲 作品22解説:寺西基之 ジャン=ミシェル・ダマーズ(1928- )はフランスの作曲家・ピアニスト・指揮者である。早くから音楽の才能を発揮し、コルトーにピアノを学ぶ一方、13歳でパリ音楽院に入学、15歳でピアノで一等賞を受賞した。作曲はビュッセルに師事し、19歳の時には作曲家の登竜門であるローマ大賞をとっている。作曲家としての彼は、現代の前衛的な動きには与せずにフランスの伝統の後継者を自任し、優美な旋律、洒落たエスプリ、洗練された楽器法を生かした様々な作品を書いている。この「木管五重奏のための17の変奏曲」(編成はフルート、オーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴット)も、彼の作風をよく示した作品の一つ。ファゴットの伴奏でクラリネット・ソロが提示する単純な主題が、曲想、楽器の組合わせ、リズム、速度など様々な凝った工夫によって、多彩に変奏されていく。 無断転載厳禁 |
