更新日 : 令和06年04月11日(木曜日)
高齢者福祉計画は、高齢者に関する施策全般にわたる計画であり、介護保険事業計画を包含するものです。今回、見直しを行い、2024年度から2026年度までの計画を策定しました。介護保険業務については、木曽広域連合が保険者となっているため、第9期介護保険事業計画は、木曽広域連合が策定することとなります。このため、今回見直しを行う高齢者福祉計画は、第9期介護保険事業計画との整合性と関連性を持たせ策定します。
わが国は急速に少子高齢化が進行し、2022年の全国の高齢化率は29.0%となりました。2065年には高齢化率が38.4%を越えると推計されています。わが町でも高齢化率43.9%(2023年10月1日現在)となっております。ひとり暮らし高齢者世帯の増加や地域コミュニティの変化によって住民相互のつながりが希薄化していくとも言われており、地域のおいて高齢者を見守る体制や支える仕組みづくりが必要になってきます。また、急速な高齢化の進展の中、多種多様な課題やニーズが生じ、可能な限り住み慣れた地域で高齢者が自立した生活が送れるよう、その人の状態に応じて、医療、介護、予防、住まい及び生活支援サービスを切れ目なく提供する「地域包括ケアシステム」の深化・推進がより重要になってきます。
この計画は、そうした高齢者を取り巻く重要な課題に対して、高齢者の自立支援を念頭に、木曽町が目指すべき基本的な政策目標を定め、その実現に向け取り組むべき施策を明らかにするものです。
高齢者が住み慣れた地域で、自立した生活を安心して続けることができるように、医療や介護、福祉、生活支援などのサービスが一体的に切れ目なく提供される「地域包括ケアシステム」のさらなる推進に向けて、「高齢者が住み慣れた地域で、いつまでも元気で生きがいを持ち安心して暮らせる社会の創造」を基本理念に掲げ、地域における支え合い、助け合いの中で、生きがいを持ち、安心して暮らし続けることができる社会の構築を目指します。
(1)生きがいを持ち、いつまでも健康に暮らすために
<施策>
・生きがいづくりと地域活動の推進
・介護予防と健康づくりに向けた地域支援体制の充実
(2)住み慣れた地域で安心して暮らせる環境づくりのために
<施策>
・認知症対策の推進
・高齢者が安心して暮らせる環境づくりと住宅福祉サービスの充実
・防災対策の推進
・相談支援体制の充実
本計画の期間は、2024年度から2026年度の3ヶ年とします。計画策定後は、地域包括支援センターが中心となり、サービス利用実績等を勘案して毎年度計画の進行管理を行い、関係者等で審議を行います。
全域
お問い合わせ先:保健福祉課 地域包括支援センター
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