更新日 : 令和07年12月18日(木曜日)

有形文化財
駒形の石碑の中央に六字名号を配し、その下に蓮の花の図像を彫り出している。名号脇と台座の銘文から、延宝4年(1676)、木曽代官山村家の家臣・桑原正長が萬霊供養のために造立し、正長の「従婦妻」が供養塔の下に法華経一部を奉納したことがわかる。年代が判明している名号塔のなかでは、開田高原地域における最古のもので、同じ碑が西野の駒背原にも建てられている。
本物件は、開田高原地域や山村家中における浄土信仰(念仏信仰)の広がりを知る上で貴重な文化財として評価することができる。
住所:〒397-8588 長野県木曽郡木曽町福島2326番地6
TEL:0264-22-3000(代)
FAX:0264-24-3600(代)
直通TEL:


