更新日 : 令和07年06月10日(火曜日)
平成27(2015)年に国際的な気候変動の脅威に対応するための「パリ協定」が採択され、各国で温室効果ガス排出量の削減目標が掲げられました。日本も「脱炭素社会」を目指す長期戦略を策定し、長野県では「持続可能な社会づくりのための協働に関する長野宣言」を世界に向けて発信しました。
木曽町では、木曽町環境基本条例の基本理念に基づき、人と自然が共生する循環型社会の実現を目指しています。すべての人が環境への負担を減らし、環境保全に努めるべきだと認識し、社会経済活動や日常生活において積極的に取り組むことを目指しています。令和2(2020)年12月には、気候変動が深刻化する中、限りある資源を有効活用し、持続可能な社会を実現するために「木曽町気候非常事態」を宣言しました。
本町では、豊かな水や森林資源等の木曽町特有の資源を活用しつつ、二酸化炭素(以下、CO2)排出削減を図り、町が抱える課題を同時に解決するための目標として、令和32(2050)年に向けたCO2排出削減目標を設定しました。その目標を達成するため、令和5(2023)年を「木曽町ゼロカーボン2050」元年とし、「木曽町再生可能エネルギー導入計画」を策定しました。
本計画は、一人ひとりが環境に関する意識を高め、町民・事業者・行政のあらゆる主体が一体となって地球温暖化対策に取り組み、CO2排出量の削減を目指すことを目的として策定します。
〇対象物質
二酸化炭素
〇対象施設
町全域において、住民生活や事業活動に起因して排出される二酸化炭素を対象とします。
〇期 間
令和7(2025)年度から令和11(2029)年度までの5年間
〇基準年度
平成25(2013)年度
〇削減目標
令和12(2030)年度における温室効果ガス排出量を平成25(2013)年度比で46.7%削減
令和22(2050)年度における温室効果ガス排出量を平成25(2013)年度比で80.4%削減
全域
お問い合わせ先:環境水道課 生活環境係
TEL:0264-22-3000(代)
FAX:0264-24-3601
直通TEL:0264-22-3320