史跡福島関跡保存活用計画・整備基本計画

更新日 : 令和07年04月16日（水曜日）

木曽町では、国の史跡に指定されている「福島関跡」を将来にわたって保存・活用するための指針として、文化財保護法第129条の2に規定される『保存活用計画』を令和５年３月に策定しました。

さらに令和７年３月には、保存活用計画に定めた指針に基づき、具体的な整備方針や内容、事業スケジュールなどを定めた『整備基本計画』を策定しました。

計画策定業務は文化庁や長野県の指導のもと、発掘調査や文献調査を行いながら、有識者らによる策定委員会・整備委員会での審議をふまえて進められました。

今後は、これら計画にもとづき必要な調査研究を継続しながら、わが国の交通史上重要な文化財とされた「福島関跡」の整備事業を推進していきます。

江戸時代、中山道の要衝として「入鉄砲・出女」などを取り締まった「福島関所」の跡。

箱根、新居、碓氷と並ぶ厳重な関所として知られ、木曽代官山村家が約270年にわたって守衛した。
発掘調査などを経て、昭和54年に国の史跡に指定。令和５年に中山道の一部が追加指定。

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