更新日 : 令和07年04月22日(火曜日)
町有林の森林整備(植栽・間伐等)により増加した二酸化炭素などの温室効果ガス吸収量について、国(環境省、経済産業省、農林水産省)が運営するJ―クレジット制度の認証を受け、クレジットの販売を行っています。環境貢献に取り組む企業・団体の皆様に購入いただき、カーボンオフセットの取組みを推進していきます。
長野県南西部、木曽地域の中心部に位置する木曽町は、総面積47,603haのうち森林面積43,029haと森林が面積の90%を占める、緑豊かな町です。西に木曽御嶽山、東に木曽駒ケ岳を擁し、中心を流れる木曽川は東海地方まで流れています。木曽町で所有する町有林の森林経営活動「木曽町森林吸収~木曽川上流域からきれいな水を~プロジェクト」がJ―クレジット制度に登録され、プロジェクトにより森林整備を行っています。
空から降り注ぐ雨は森林にしみ込み、時間をかけて沢となり、やがて川となって流れていきます。上流のきれいな水を下流に提供したい。そんな想いで森林整備を推進しています。
温室効果ガスの排出削減・吸収量を販売可能な「クレジット」として認証する制度です。国により運営されており、排出削減・吸収量(クレジット)に金銭的な価値と市場流通性を持たせ、自由な取引を行うことができます。
企業活動や商品の製造、サービスの提供などにより排出してしまう温室効果ガス排出量のうち、削減努力をしても削減できない排出量の全部または一部を、他の場所での排出削減・吸収量(クレジット)で埋め合わせる(オフセット)ことをいいます。
カーボンオフセットに取り組むときには、まずは自らが輩出している温室効果ガスの量を量り(知って)、排出量を減らす努力をする(減らして)。それでも減らせない排出量を埋め合わせる(オフセット)のステップで進めていくことになります。
このオフセットに使われる他の場所での削減・吸収量のことを「オフセット・クレジット」といいます。
購入いただいたクレジットは、以下のような例に使用できます。
企業等のCSR活動:生産活動や事務所での電力等使用、社用車や職員の通勤車からの排出をオフセット。
商品やサービスに付加:環境に配慮した商品・サービスとしてPR
イベント等での使用:参加者の移動や会場での電力使用をオフセット など
購入できる方 |
カーボン・オフセット及び環境貢献活動に取り組む企業及び団体
(詳しい条件については、販売要領、契約書をご覧ください)
|
販売単価 |
16,500円(税込み)/t-CO2 |
販売単位・数量 |
1t-CO2単位での販売となります 現販売数量・・0t-CO2(令和6年度発行予定) (総発行数量306t-CO2 販売済み数量306t-CO2) |
販売期間 | 令和7年4月〜 |
お申込み方法 |
添付の様式に必要事項をご記入のうえ、下記までお願いします。 〒397-8588 長野県木曽郡木曽町福島2326番地6 木曽町建設農林課 木の産業づくり推進室 林務係 宛て |
購入者の決定 | 申込み書を確認し、要領に基づき文書でご通知します。 |
木曽町の大部分を占める森林の保全に活用させていただきます。
制度について詳しく書かれているJ-クレジット制度事務局のホームページです。(バナーをクリック)
全域
お問い合わせ先:建設農林課 農政係
TEL:0264-22-3000(代)
FAX:0264-24-3602
直通TEL:0264-22-4286