更新日 : 令和07年12月19日(金曜日)

無形民俗文化財
木曽町三岳黒沢の御嶽神社に伝わる12座(演目)からなる神楽舞である。毎年1月4日の御嶽神社別殿における初奉奏祭と、7月19日の若宮拝殿における例大祭にて、4座ずつが奉納されている。
岩戸開き 御神入 番舞 五返舞
神子舞 舞台舞 大宝 三剣
水継老翁 弓矢加持 降神舞 六人行事
舞は戸隠の系統を引くといわれ、江戸時代後期の享和3年(1803)までには黒沢へ伝えられたとみられる。同じ木曽谷のなかで太々神楽を伝えている上松・王滝との共通点も多い。
現在は太々神楽保存会が組織され、神職と保存会員(伶人)によって伝承が図られている。
修験道の流れをくむ神事的な色彩が強く、黒沢口の御嶽信仰や信州の太々神楽の系譜を考えるうえで重要な信仰芸能である。
住所:〒397-8588 長野県木曽郡木曽町福島2326番地6
TEL:0264-22-3000(代)
FAX:0264-24-3600(代)
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