更新日 : 令和06年03月27日(水曜日)
受動喫煙とは、たばこの煙を自分の意思とは関係なく吸い込んでしまうことをいいます。たばこの煙には一酸化炭素をはじめ、ニコチンやタール等の化学物質が含まれており、その中には60種類以上の発がん物質が含まれています。たばこの有害物質は肺がんをはじめとしたさまざまながんを引き起こすことがわかっています。また、虚血性心疾患や脳卒中などの病気のリスクを高めることが報告されています。
たばこは、吸っている本人だけでなく、周りにいる人の健康にも害を及ぼします。特に、子どもや妊婦、患者等は、たばこによる健康への影響を大きく受けてしまいます。
2018年7月、健康増進法の一部を改正する法律が成立し、段階的に受動喫煙対策をすすめることとされました。
この法律により、2019年1月から屋外や家庭等において受動喫煙をさせないよう配慮するとともに、7月からは学校や児童福祉施設、病院、行政機関の庁舎などが「原則敷地内禁煙」〔屋外で措置がとられた喫煙場所を除く。〕となります。2020年4月からは事務所・工場・ホテル・旅館・飲食店などが「原則屋内禁煙」〔喫煙専用室の設置を除く。〕となります。
ご自身の健康を守るためにも、禁煙に取り組むとともに、望まない受動喫煙が生じないように、喫煙可能場所をよく確認してから喫煙しましょう。また、屋内や家庭であっても受動喫煙による健康被害を受けやすい子どもや妊婦、疾病をお持ちの方等に、自分の煙がかからないよう配慮をお願いします。
★詳しくは以下のサイトをご覧ください。
厚生労働省「なくそう!望まない受動喫煙。」https://jyudokitsuen.mhlw.go.jp/
全域
お問い合わせ先:保健福祉課 保健係
TEL:0264-22-3000(代)
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