アメリカシロヒトリの駆除について

更新日 : 令和06年09月18日（水曜日）

　町内でアメリカシロヒトリが多く発生しています。この被害の拡大を防ぐためには、早期での巣の発見と、その駆除がとても大切です。各管理者や個人で敷地内の樹木をこまめに点検し、桜の木など美しい緑を守れるようにご協力をお願します。

※駆除は樹木の所有者の責任であり、町では町有地や町管理施設以外での駆除は行っておりません。

　ご理解とご協力をお願いします。

アメリカシロヒトリとは

特徴

　ヒトリガ科に属する白い小型の蛾で、アメリカ由来の外来種。
　繁殖力が非常に強く、1匹で700から1,200個ほど産卵して、約1週間でふ化します。幼虫は年2回出現し、巣網（クモの巣状の巣）を張って植物を食い荒らし、葉脈をきれいに残して葉肉を食べつくします。毒は無く、人体に影響はありませんが、自然環境に大きな被害を与えるとともに、家の中へ侵入することもあります。

食生

　サクラ、ヤナギ、カキ、ハナミズキ、ウメ、クワなど100種類以上の樹木の葉

発生時期　

　幼虫：5〜7月、8〜9月の年2回

　（気象条件などによって変化）

駆除方法（幼虫期）

発生早期での駆除（簡単で一番効果的）

　サクラ、ヤナギ、カキ、ハナミズキ、ウメ、クワなどの樹木に好んで産卵し、幼虫は吐いた糸で作った巣網に約1週間留まります。巣の中の幼虫は、葉の葉脈だけ残して食害するため、葉が透けて見えます。
　巣から離れて分散する前に巣網部分を切り取り、焼くか踏みつぶして駆除してください。早期駆除のために発生時期には自宅周辺の樹木をこまめに点検することが重要です。

　駆除後の枝葉は、剪定枝と同様に、短く切って可燃ごみ指定袋に入れていただくか、長さ50cm×直径30cm以内（重さ10kg以内）に束ねてごみ証紙シール（1束につき80円証紙1枚）を貼り、燃えるごみとして近くのゴミステーションへお出しください。