更新日 : 令和02年03月31日(火曜日)
(1)上志水
上志水バス停から旧道が残っていて集落ごとに道祖神が祀られている、黒川には19ヶ所に祀られていて木曽谷では一番多い地区である。
(2)栃本
黒川剛の道祖神では一番古く享和2年(1802)に祀られた。
(3)東山観音堂
木曽三十三所観音堂には大きな地蔵菩薩と立派な馬頭観音座像碑が祀られている、左側には薬師観音堂も繋がって建てられている。
(4)渡合
飛騨街道は渡合T字路から橋を渡り地蔵峠を越えていた、今も辻地蔵が見守ってくれている。
(5)猪子島
集落を過ぎて坂道を登り切った右側に横長の道祖神がある。一見他の物と同じに見えるが、よく見ると手を握られている。男神の手首が伸びて女神のお腹を触っている。仲睦ましい神である。
(6)樽沢
この道祖神は顔つきに特徴があり庶民的である、唐沢の滝手前の一ノ萱集落まで道祖神が祀られている。
(7)中谷
中谷には大きな廿三夜碑と蚕影山大権現像があり、溝口からはお釈迦様・道祖神等が見られる。
(8)橋詰
旧橋詰橋のたもとに猿田彦命と天宇受売命が刻まれた道祖神が祀られており木曽谷では珍しい。
(9)白山神社
入口に大きな蚕玉大明神や大日如来碑がある、本殿は立川流建築の神社で彫刻等は木曽谷で一番といわれており、脇障子に彫られた麒麟や鳳凰はしばし時間を忘れさせる。
(10)野中
道路端のお堂には黒川講中によって造立された勢至大菩薩像が納められている。
(11)清博士
元は清墓士と書かれていて安倍清明のお墓と伝えられている宝篋印塔が2基祀られていて、中央の姿像を左側国道から見ると狐の姿になる。
木曽福島地区,開田地区
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