更新日 : 令和元年09月12日(木曜日)
木曽町地域の健全な発展と調和のとれた再生可能エネルギー事業の促進に関する条例第9条第3項及び同条例施行規則第5条の規定に基づく報告が日中通商株式会社から次のとおりありましたので、同条例第9条第4項の規程によりこれを公表します。
一回目 平成31年1月20日15時~17時30分
三岳交流促進センター
事業主側11名、関係者(住民)25名
二回目 令和元年5月19日15時~18時
三岳交流促進センター
事業主側16名、関係者(住民)40名
一回目 ・発電事業の概要、開発基本方針、災害対策について、景観について、保守維持管理に
ついて、前回の説明会のコメントへの回答
二回目 ・発電事業の概要(会社概要・事業体系)、事業用地について(面積、設備規模、事業地
写真等)、建設スケジュール、レイアウト案等、災害対策、環境対策、景観について、保守
維持管理について
一回目 ・調整池の設計について→県の指導に基づき雨量計算を行い、それに基づき調整池を設
計している。
・固定資産税を事業が払ってくれる補償はあるか→SPC(特別目的会社)を設立すること
で、倒産隔離し、固定資産税に対しても責任を持って支払う。
・なぜ同事業地内に二つの事業者がいるのか→偶然同じ事業地でのプロジェクトになっ
ただけで全くの別事業である。
・パネルの反射熱は飛行機、動物などへどのような影響があるか→調査データによって、
温度の影響は0.1%以下で、ほとんど影響がないという実証されている。
・残地森林の範囲について→フェアウエー間の木は伐採するが、周囲の木はそのまま残
して管理する。
・排水計画、事業計画(施工計画含む)の資料の要求→用意して送付する。
・その他「パネル廃棄物への危惧」「自然エネルギー推進による電気代の高騰」が意見
として出た。
二回目 ・パネルに含まれている有害物質について→0.1%未満となっている。(技術的にそれ以
上は分析が困難である。)
・パネルに含まれている銅が噴火時の硫黄と反応して有害な硫化銅になるのではない
か。→銅が使われているのはケーブルの部分となり、直接露出はしていない。パネル破
損の際に、化学反応が起きる可能性は0%ではないが、可能な限り復旧を急いて行う所
存である。
・西日本豪雨などの考えられない災害を想定していないのではないか。→災害を懸念し
て通常よりも厳しい基準で雨量計算を行っている。また、災害時の連絡体制については
考えてはいるが、協議会等の場で改めて相談していきたい。実際に災害が起きた場合は
町役場と連携をとって対応したい。
・太陽光パネルによる気温上昇で竜巻や上昇気流などはおきないか。(航空機の通り道
である為)→その場での回答はなし。(気温に対する影響は1度もあがらないことが想定さ
れる。また、空港付近に大規模メガソーラーがあることから影響はないと考える。)
・調整池のかさ上げとあるが、満水になった場合は全ての水がまとめて流れてくるのでは
ないか。→構造上、そのようにはならない。あくまで少しずつ流す為の設備を強化する目
的である為。
・環境への影響に関して1年単位で推移を見るなどをしなければわからないのではない
か。→その場での回答はなし。(環境アセスメントの指導が入らないエリアであり、日伸の
計画が小規模であることから影響はないと考える。)
・反対署名が集まっている。また、御岳山を守りたいと考えているため、事業には反対で
ある。木を伐採する計画ということだが、今まで災害がなかったのも木があったからなの
ではないか→木の伐採は本数、樹種を確認している。LOHASは5500本。(日伸は伐根
はせず、伐採のみであり、伐採した木と同数の樹木を植えることを考えているのでは保水
力は変わらないと考える。)
・景観上見えないということだったが、木を切ることによって見えるようになるのではない
か。木曽路は全て山の中という言葉があるようにソーラー以外の活用方法を考えてもら
いたい。
・原発もそうだが、微量だから安全なんていうのは嘘である。
・最上流に有害物質を含んだ太陽光設備はおかないでもらいたい。
・撮影した写真は5月に取られたものだと思うが、空気の澄み具合や雪の状況などで状
況はことなるのではないか。1年を通した写真が必要ではないか。→その場での回答な
し。(協議会の場で話合っていきたい。)
お問い合わせ先:環境水道課 生活環境係
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FAX:0264-24-3601
直通TEL:0264-22-3320