更新日 : 令和元年12月20日(金曜日)
木曽町地域の健全な発展と調和のとれた再生可能エネルギー事業の促進に関する条例第9条第3項及び同条例施行規則第5条の規定に基づく報告が株式会社日本エコロジーから次のとおりありましたので、同条例第9条第4項の規程によりこれを公表します。
令和元年10月21日午後7時00分~午後8時00分
長野県木曽郡木曽町三岳9-57 木曽温泉
事業主側6名、関係者(住民)21名
・事業者 株式会社日本エコロジーの会社案内配布
・土地利用計画平面図No1(伐採)の配布
・土地利用計画平面図No2(発電用地)の配布
・太陽光発電の事業規模は、パネル出力335w/枚×2,200枚=737kwである。
以上、木曽町再エネ条例に基づいて、1ha未満の伐採届による太陽光発電設備計画につい て説明した。
質問事項(1)
Q 調整池を造って、湯川の方へ流すという事ですか?
A 当初の開発計画を変更して、鹿ノ瀬川への流末処理は止めて湯川のみの流末処理に 変更をした。
質問事項(2)
Q 下流域への流末処理の地権者の同意はどうなりますか?
A 二つの堰堤を造って下流域への流末処理に当たっては、地権者宅へ全部挨拶に行っ て、同意を貰う予定である。一級河川の所管は木曽建設事務所であり、下流域の地権 者の同意を貰えば現況の所に流すように指導を受けている。
質問事項(3)
Q 最近は想定外の災害が起こっているがどうしますか?
A 森林法に基づく「林地開発許可申請の手引き その2」による技術基準「流域開発に伴 う防災調整池等技術基準」「降雨強度式」(降雨強度曲線)の基準に沿って開発設計を 行う。
質問事項(4)
Q 調整池は、どのような規模でしっかりした物を作るのか?
A 県の許可基準である「流域開発に伴う防災調整池等技術基準」に沿って強固でしっか りした物を造る。併せて、地質調査を行った上で造る。
質問事項(5)
Q ボーリング調査とかはいつ頃やるのか?
A 県と町に事前に相談の上、ボーリングの調査地点を決めて、調査する。
特に堰堤を造る箇所は細かく調査をする。
また、調査の結果県及び町にも提出する。その中で県の技術の担当者が全て適切かど うか?検討することになる。
質問事項(6)
Q ソーラーパネルが流された事例をよく聞くが、当然完全にその規格に則って造られた ソーラーパネルが流されているわけでしょ?
また、無許可で造ったということか?
A 林地開発を通していないところと思われる。
ちゃんと許可を取っているところは、ちゃんと綺麗に運営をされている。
林地開発許可の基準通り開発していれば、問題なく運営されている。
質問事項(7)
Q 今回10月1日から木曽町に条例ができたことは知っているか?
木曽町には、メガソーラーは要らないということです。
A 現地は、経済産業省の「再生可能エネルギー買取価格制度」の法律に則り、経済産業 省の設備認定の許可を取っている地域である。
そのため、太陽光発電建設はできるという前提に土地も購入済みである。
よって、抽象的な反対意見だけでは止めるわけにはいかない。
再生可能エネルギーは国の政策であるが、木曽町の条例に沿って住民説明会を開催 し、地域住民の合意形成に向けて努力しているところである。
そこで、行政判断で仮に許可が下りた時は、協定書を結んで損害が出たときには損害 賠償をできるようにしましょうとか、そうした話し合いを自治会様とさせていただきます。 事業者側にも説明義務もあります。地域配慮型の事業として推進をして参ります。
お問い合わせ先:環境水道課 生活環境係
TEL:0264-22-3000(代)
FAX:0264-24-3601
直通TEL:0264-22-3320